- 2025/08/11
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【藤進コラム】【親御様向け】「疲れる」と感じる方8割! 上手にお盆休みを乗り切る方法!
●子どもたちにとっては楽しみの多い夏休み。
その一方で、親御様にとっては負担を感じてしまうことが多いようです。
6日にベネッセコーポレーションが発表した、
夏休みの、親御様の「お疲れ度」は相当なものでした。
●約8割の保護者が「夏休み、正直疲れる…」と実感!
Q. 〝夏休み期間は「正直、大変で疲れてしまう」と思いますか?〟
「夏休み期間は、正直、大変で疲れてしまう」と
回答された小学生の保護者の方は76%!
約8割もの方が負担を感じているようです。
夏休みを満喫するお子様を横目に、
保護者は日に日に疲れがたまっていく一方……。
そんなご家庭も多いのかもしれません。
●多くの保護者が疲れを感じるのは「自宅での食事」や「夏休みの宿題」
Q.〝どんなところにストレスを感じてしまうのか?〟の問いには
多くの方が「自宅での食事」や「夏休みの宿題」に
疲れを感じていらっしゃる回答が…!
Q. 〝夏休み中、大変だと思う項目を選択してください(全て)〟
◇自宅での食事の準備 61.1%
◇夏休みの宿題を見ること 52.3%
◇子供の動画ゲームの使い方ルール対策 49.7%
◇子供の生活管理 42.1%
◇お弁当の準備 40.2%
◇子供の生活リズムの乱れ 37.2%
◇夏休みならではの体験をさせること 32.2%
◇夏休み中の費用増加、経済的負担 32.1%
◇子供を連れてのお出かけ 30.7%
◇子供と自宅で遊ぶこと 28.7%
◇子供の留守番安全管理対策 24.5%
◇子供のスマホの使い方ルール対策 21.8%
◇子供の送迎 13.4%
◇習い事の予定管理 10.8%
◇子供とのコミニケーション不足 4.3%
◇特になし 1.8%
◇その他 1.5%
●疲れたときは無理せず、家事や育児の手を抜いて元気でいることが何より!
結果としてお子様の「自律」と「自立」を促すことにつながります。
近年広がりつつあるのが「ストレスコーピング」という考え方です。
アメリカの心理学者・ラザルスが提唱したもので
「ストレス」に対してうまく対処するセルフケアの一つです。
●みんなどうしている? 夏休みを乗り切るアイデアを公開!
アンケートでは〝どう工夫して乗り切っているのか?〟
各ご家庭の工夫点を訊いています。
【食事やお弁当の時短アイデア】
◇お昼ごはんを曜日ごとに固定して用意する。
◇週に1回は外食を楽しむ。
◇冷凍食品をうまく使う。
◇学童では有料でお弁当を出してもらえる。
暑くて食材が傷むのが心配なので、
多少費用がかかっても学童で用意してもらうほうが安心。
【宿題や勉強に取り組むアイデア】
◇「学校のドリルを見開き1ページ→ 1時間遊び→
「課題」1日分→1時間遊び→音読→1時間遊び→宿題、午後は自由時間」
といったように、時間で区切るようにしてメリハリを。
◇ 夏休みになる時に宿題の予定をカレンダーに書き込み、
終わたら斜線で消して見えるようにする。
【周りのサポートを得る】
◇実家が遠方でふだん頼れないので、長期休みの夏休みだけは
ここぞとばかりに滞在させてもらい頼らせてもらう。
◇自分の兄弟姉妹に家庭教師を頼む。
宿題や見守り、遊びを一緒にしてもらい、謝礼を支払う。
自分は家事をする。
【チーム戦で臨む】
◇似たような環境のお友達ママと協力し
子どもを遊ばせたり、一緒に宿題をやったり
競ったりして前向きに乗り切る。
◇子どもたちがお手伝いの延長でごはんを作りたがるので、
ありがたく休日のお昼などは作ってもらう。
◇夏休み前からいろいろな手伝いを経験させ、
夏休み中は毎日何かしら手伝いをしてもらう。
●疲れすぎないように、無理せず、楽しみながら…
保護者にとっては「正直、疲れる……」と感じることも多い夏休み。
約8割もの保護者が「疲れる」と思っていると考えると、
大変なことに立ち向かう仲間意識も芽生えてくるようです。
お互いの工夫を参考にし合いながら、
疲れすぎないように、無理せず、楽しみながら
このお盆休みを乗り切っていけるといいですね。